入社してすぐは、研修として現場（工場）に入り、当社の商品を知るところから始まりました。現場でお菓子がどのように作られているのか、どのような工程を経てお客様の手元に届くのかを知っておくことは、開発業務ではとても重要になります。その後、商品開発部に配属となりました。現在、私が担当しているのはカップゼリーとコルネットクッキーの開発です。NB商品の開発は、商品開発部で参考品や試作品の試食を何度も行い、できるだけ理想に近いお菓子になるよう、試行錯誤の繰り返しです。しかし、苦労して作った分、完成した時の達成感はとても大きいです。また、PB商品やOEM商品の開発も行っており、営業部を通して、お客様の求めているお菓子を当社で作れるように取り組んでいます。

NB商品の新商品開発を担当した時です。新商品開発の場合、リニューアルとは違い、１から新しく作っていくので、参考になる商品があまりなく、何からどうすればいいのか、戸惑いながらのスタートでした。原料の選定から始まり、味や食感など、私がイメージしている理想に近づけるように何度も試作、試食を繰り返し行いました。やっと完成したかと思えば、現場テストで見事に失敗し、やり直すことになり、一筋縄ではいかない日々が続きました。このまま無事に発売できるのか…。不安でいっぱいでしたが、上司や先輩方からのアドバイス、他部署の方々の協力もあり、無事に発売を迎えることができました。開発は１人ではできません。多くの方々の協力があってこそ、お客様にとってベストな、理想のお菓子を作ることができるのだと再認識しました。